住宅ローン金利が上昇中。これから家を建てる人が確認したい5つのこと

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「住宅ローンの金利が上がっているけれど、今から家を建てても大丈夫?」

最近、このような不安を感じている方も多いのではないでしょうか。

長期金利の上昇を受けて、住宅ローンの固定金利も上昇傾向にあります。一例として、2026年9月のフラット35は、返済期間21年以上35年以下・融資率9割以下の場合、最も多い金利が年3.46%となっています。

一方、住宅金融支援機構が実施した2026年1月の調査では、住宅ローン利用者の75.0%が変動金利を選んでいます。固定金利よりも借入時の金利が低い傾向にあることから、現在も変動金利が多く選ばれています。

ただし、変動金利も将来の金利や返済額が変わる可能性があります。

「さらに金利が上がる前に、急いで家を建てなければ」と焦るのではなく、現在の金利状況を知り、ご家族に合った無理のない資金計画を立てることが大切です。

今回は、これから家づくりを考える方に確認していただきたい5つのポイントをご紹介します。

1.固定金利と変動金利の違いを知る


住宅ローンの金利タイプは、大きく「固定金利」と「変動金利」に分けられます。

固定金利は、借入時の金利が一定期間、または返済終了まで変わらないタイプです。将来の返済額が分かりやすく、金利が上昇しても返済額が変わらない安心感があります。

一方、変動金利は、固定金利よりも借入時の金利が低い傾向にありますが、市場の動きによって将来の金利や返済額が変わる可能性があります。

長期金利の上昇は、主に固定金利へ影響します。変動金利は長期金利と同じタイミング、同じ幅で動くわけではありませんが、金融政策や短期金利の変化によって上昇する可能性があります。

どちらが正解ということではありません。

毎月の返済額を抑えたいのか、将来まで返済額が変わらない安心感を重視したいのか、ご家族の収入や貯蓄、今後の支出に合わせて選ぶことが大切です。

2.金利が上がった場合の返済額を確認する

住宅ローンは、わずかな金利差でも返済期間が長くなると、大きな差になります。

例えば、3,000万円を35年間、元利均等返済・ボーナス払いなしで借りた場合の概算は次のとおりです。

* 金利年1.0%:毎月約8万5,000円
* 金利年1.5%:毎月約9万2,000円

金利が0.5%違うと、毎月の返済額は約7,000円、35年間の総返済額では約300万円の差が生じます。

現在の金利で返済できるかどうかだけでなく、金利がさらに0.5%、1.0%上がった場合の返済額も確認しておくと安心です。

ただし、実際の返済額は金融機関の商品、借入期間、金利タイプ、団体信用生命保険などによって異なります。表示されている金利だけで判断せず、具体的な条件でシミュレーションすることが重要です。

3.金利上昇による負担を抑える方法を確認する

金利が上昇しているときは、ひとつの金融機関だけで決めず、複数の住宅ローンを比較することが大切です。

同じ変動金利や固定金利でも、金融機関によって実際に適用される金利や事務手数料、保証料、団体信用生命保険の内容などが異なります。

金利上昇による負担を抑える方法として、次のようなものがあります。

* 金融機関ごとの優遇金利や適用条件を比較する
* 手元に必要な資金を残しながら、借入額を抑える
* 返済期間を短くして、支払う利息の総額を減らす
* 住宅性能に応じた金利優遇制度を確認する
* 補助制度や税制優遇を含めて総負担を考える
* 金利がさらに上がった場合の返済額も試算する

返済期間を短くすると総返済額は抑えられますが、毎月の返済額は高くなります。

また、頭金を増やして借入額を減らす方法もありますが、貯蓄のほとんどを使ってしまうと、入居後の生活や急な出費に対応できなくなる可能性があります。

金利だけでなく、手数料や保障内容、手元に残す資金まで含めて比較しましょう。

4.「借りられる金額」ではなく「返せる金額」で考える

住宅ローンの審査で借りられる金額と、無理なく返し続けられる金額は同じとは限りません。

家づくりに必要なのは、土地代と建物代だけではありません。

外構工事、登記費用、住宅ローンの手数料、火災保険、引っ越し費用、家具や家電など、さまざまな費用がかかります。

家を建てた後も、固定資産税や住宅のメンテナンス費用が必要です。お子さまの教育費、車の買い替え、老後の貯蓄なども考えておかなければなりません。

土地と建物だけで予算を組んでしまうと、計画が進んでから追加費用が増え、住宅ローンの借入額を広げることにもなりかねません。

金利が上昇している時期だからこそ、借入可能額いっぱいまで予算を広げるのではなく、毎月の暮らしに余裕を残せる返済額から考えることが大切です。

5.金利だけで家づくりの時期を判断しない

住宅ローン金利は、家づくりを考えるうえで重要な要素です。

しかし、金利の動きを正確に予測することはできません。

「今後さらに上がるかもしれないから急いで建てる」「もう少し下がるまで待つ」という判断だけではなく、ご家族にとって必要な時期や、無理なく返せる予算を基準に考えましょう。

また、返済額を抑えるために、断熱性能や耐震性能、必要なメンテナンスなどを十分に確認せず建物価格だけを下げてしまうと、入居後の光熱費や修繕費が増える可能性もあります。

住宅ローンの返済額だけでなく、住み始めてからかかる費用や、長く安心して暮らせる住宅性能まで含めて考えることが大切です。

金利が上昇している今こそ、早めの資金計画を

金利が上昇しているからといって、すぐに家づくりを諦めたり、反対に急いで契約したりする必要はありません。

まずは現在の収入や支出から、無理なく返せる予算を確認してみましょう。

住宅ローンの事前審査や返済シミュレーションを行うことで、実際にどのくらいの予算で家づくりを進められるのかが見えやすくなります。

パラストホームでは、建物のご相談だけでなく、土地探しや住宅ローンを含めた資金計画についてもご相談いただけます。

大牟田市・みやま市・荒尾市周辺で家づくりをお考えの方は、まだ具体的な土地や建物が決まっていない段階でも、お気軽にご相談ください。

※掲載している金利や調査結果は2026年9月時点の情報です。住宅ローンの金利や適用条件は、金融機関、商品、申込時期、審査結果などによって異なります。返済例は概算であり、実際の返済額を保証するものではありません。

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